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  テレビドラマ『美しきチャンレジャー』は、1971年（昭和46年）４月４日〜1971年（昭和46年）10月17日の毎週日曜日の19:30-20:00、全29回がTBS系でカラーで放映されました。監督は小山幹夫さん、長谷部安春さん他、脚本は小山幹夫さん、長谷部安春さん他、音楽は田代雅士さん、主題歌は新藤恵美さんが唄う「美しきチャレンジャー」（作詞：岩谷時子・作曲：筒美京平） です。ボウリングが大ブームを巻き起こした頃に登場したスポ根ドラマです。 小鹿みどり（新藤恵美さん）は、ボウリング部のある実業団の日本PM商事に入社します。みどりは、高校時代にボウリングの楽しさを教えてくれた高峰明久（森次浩司さん）とのコーチとしての再会し、同僚の七瀬茜（進千賀子さん）や三波玲子（左時枝さん）、堀川敏江（戸部夕子さん）のライバルとの死闘を通して、日本一のボウラーを目指します。 主演の小鹿みどり役に新藤恵美さん、日本ＰＭ商事のコーチ役に森次浩司さん、同僚でライバルの七瀬茜役に進千賀子さん、みどりの父親役に中村竹弥さん、母親役に風見章子さん、その他に中山律子さんを始めとした時代を彩ったプロボウラーも多数出演しています。  筒美京平さんの躍動感溢れる旋律と岩谷時子さんの歌詞の素晴らしさが印象に残ります。スピットを取る魔球の完成を争いますが、幼少の私は「どうして確実にストライクを取る魔球を目指さないのか」と単細胞な疑問を感じていました。単にスポ根ドラマではなく、ボウリングを通して、人生や人の機微を描いと人間ドラマです。冒頭の中村正さんの「今やボウリングは、オリンピック種目に、加える動きさえある。」のナレーションがあり、当時のボリングブームの凄じさを感じます。今でも主題歌の「ボールはひとつ 戦い続けて 振りむけば ただひとりよ」を思い出し、人生の孤独感を忘れることができません。
（2011年11月 管理者「マヤの暦」）
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