  テレビドラマ『風と樹と空と』は、1965年(昭和40年)10月18日〜1966年(昭和41年)１月10日の月曜日(20:00-20:56)に日本テレビ系で全13回が放送されたモノクロ作品です。制作は日本テレビと松竹です。原作は石坂洋次郎さんの「風と樹と空と」、監督は番匠義彰さん他、脚本は椎名利夫さん・管野昭彦さん他、音楽は牧野由多可さんが担当しました。主題歌は鰐淵晴子さんが唄う「素敵な明日」(作詞：山上路夫、作曲：牧野由多可)です。なお、1964年(昭和39年)に松尾昭典監督、吉永小百合さん、浜田光夫さんの出演で映画化されています。 東北の高校を卒業した現代的で庶民的な明るい沢田多喜子（鰐淵晴子）は、家族の心配をよそに集団就職で安川家のお手伝いさんになります。安川家の主人（大坂志郎）と奥さん（小暮実千代）やベテランのお手伝いさんの伊藤きよ（北林谷栄）と暮らしながら、毎日同郷の人や周りの人に支えられながら、明るく生きています。「風のように強く、樹のように健やかに、空のように明るく」生きる多喜ちゃんのなんでも、挑戦して、何事も吸収する前向きな多喜ちゃんの成長していく姿を描いた石坂洋次郎原作の青春小説のテレビドラマ化です。  出演者は、沢田多喜子役に鰐淵晴子さん、安川家の主人・儀一郎役に大坂志郎さん、奥さんの弓子役に小暮実千代さん、安川家の長男・三郎役に佐々木功さん、次女・澄子役に青柳美枝子さん、同僚のベテランお手伝いさん伊東きよ役に北林谷栄さん、同郷の手塚新二郎役に工藤賢太郎さん、浅井秀子役に香川美子さん、井上先生役に園井啓介さん、三ッ矢歌子さん、石坂浩二さん、森川信さん他です。
(2011年10月 管理者「マヤの暦」）
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