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 映画ロケ地探索【福島県（中通り）編】
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 映画『旅役者』（1940年） 福島県郡山市【熱海町「大鏑神社」付近】【磐梯熱海駅】 |
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☆『旅役者』【1940年（昭和15年）成瀬巳喜男監督】 【概要】 馬の前脚のベテラン役者の藤原鶏太さんとその相棒で「後脚」の若手役者の柳谷寛さんをユーモラスに描きます。 【ロケ地】 ロケ地は現在の郡山市熱海町です、映画に「大鏑神社」の石碑が登場します、また、一座が降りる駅は「国鉄（現:ＪＲ）岩代温泉駅（磐梯熱海駅）」です。 |
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【福島県郡山市「磐梯熱海駅」周辺の今昔】 一座が降りる駅は「国鉄（現:ＪＲ）岩代温泉駅（磐梯熱海駅）」です。 現在の磐梯熱海駅は、1898年（明治31年）7月26日に岩越鉄道の熱海駅（あたみえき）として開業しました。に熱海線（現・東海道線）に熱海駅が開業したため、1925年（大正14年）3月20日に代熱海駅（いわしろあたみえき）に、1965年（昭和40年）6月1日には梯熱海駅に改称しています。1979年（昭和54年）に改築されています。 |
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【福島県郡山市「大鏑神社」付近の今昔】 郡山市熱海町安子ケ島の「大鏑神社」吹野が写し出されています。 「大鏑神社」は、の鎌倉権五郎景政に大蛇の退治を感謝し、1144年（天養元年）に「御霊宮」を建ててその霊を合祀して村内安全を祈ったのが始まりとされています。なお、神社前の道は補導され、周囲の茅葺屋根の民家もモルタルや鉄骨造りの家になっています。 |
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映画『かくて夢あり』（1954年） 福島県東白川郡矢祭町【あゆのつり橋】、塙町【水郡線「常磐塙駅」】 |
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☆『かくて夢あり』【1954年（昭和29年）千葉泰樹監督】 【概要】 戦後、製作を再開した日活の現代劇第一作目です。幼馴染の小林桂樹さんと人妻になった宮城野由美子さんの悲恋を描きます。 【ロケ地】 福島県のロケ地は、小林桂樹さんと宮城野由美子さんが語る吊り橋のある河原は福島県東白川郡矢祭町の久慈川に架かる「あゆのつり橋」、宮城野由美子さんが降り立つ駅は水郡線の「常磐塙駅」などです。 |
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【福島県「東白川郡塙町塙上町」周辺】 小林桂樹さんと宮城野由美子さんが再会する芭蕉は、福島県東白川郡塙町塙上町付近（福島県道・茨城県道27号塙大津港線）の川上川に架かる「板庭橋）付近です。遠景に水郡線の鉄橋も見えます。 |
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映画『警察日記』（1955年） 福島県【本宮市】
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☆『警察日記』【1955年（昭和30年）久松静児監督】 【概要】 東北の田舎町の警察を舞台にした、日々転がり込む笑いと涙の人生模様を描きます。宍戸錠さんが巡査役で初出演映画です。 【ロケ地】 ロケ地は福島県本宮市などです。 |
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映画『銀座の女』（1955年） 福島県郡山市【熱海町「安子ヶ島駅」】 |
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☆『銀座の女』【1955年（昭和30年）吉村公三郎監督】 【概要】 銀座の芸者置屋の女性たちの喜怒哀楽の人間模様を社会的なテーマを含み、滑稽ながらも女性たちの姿を描きます。 豪華な女優出演陣の中、さと子役の島田文子さんを視点が興味深いところです。「銀座八丁を口八丁、手八丁」で逞しく生きる女性たちです。 【ロケ地】 島田文子は借金の形に銀座の置屋に預けられるために、福島県郡山市の磐越西線の「安子ヶ島駅」から東京へ向かいます。牽引する蒸気金亜社は”D50261”で撮影当時は福島区に所属していました。 「安子ケ島駅」は、1898年（明治31年）7月26日に越鉄道の駅として開業しました。撮影当時に有人駅でしたが、1972年（昭和47年）に無人化され、同年に跨線橋が設置されました。1981年（昭和56年）には現在（2023年）の駅舎に改築されています。 |
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映画『裸の太陽』（1958年） 福島県郡山市【郡山機関区】【日東紡績富久山工場】【磐越東線【舞木駅】、白河市【白河駅】 |
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☆『裸の太陽』【1958年（昭和33年）家城巳代治監督】 【概要】 木村雄二（江原眞二）は、蒸気機関車の機関助士です。雄二と紡績工場で働く森田ゆき子（丘さとみ）との若者の恋を描きます。 【ロケ地】 ロケ地は、峰山機関区は福島県郡山市「鉄道施設は国鉄郡山機関区」、郡山氏「繊維ス工場は日東紡績富久山工場（現：富久山事業センター）」、雄二と口論したゆき子が下車駅は郡山氏「常磐当選 舞木駅」、ゆき子が日傘を差し渡る鉄橋は郡山駅「東橋」、雄二とゆき子が列車に乗る地元の駅は白河市「白河駅」、二人が水着を買い物に出掛けた街は宇都宮市、雄二とゆき子が入る地元の喫茶店は埼玉県川越市、線路に砂で滑り止めをしなら急勾配と格闘しSLを走らせ目指す駅は千葉県鴨川市「安房鴨川駅」などです。 |
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映画『一粒の麦』（1958年） 福島県福島市【福島駅】、二本松市【二本松駅】 |
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☆『一粒の麦』【1958年（昭和33年）吉村公三郎監督】 【概要】 福島から集団就職で、上京した中学を卒業したばかりの少年少女が、就職先の倒産、採用条件と違う過酷な労働、主人の転勤など都会で苦労を重ねながらも生きていく姿を中学の就職担当教師・井上先生（菅原謙二）の目を通して、描いていきます。 映画の時代背景には、日本の高度経済成長期にi工場生産システムが大量生産の時代に入り、製造業界では単純労働力を必要となり、農村部で義務教育を終了した若者を三大都市へ労働力として供給しましたことがありました」。また、賃金が農村部より都市部が高く、貧困で高校進学が難しい時z業も重なり、中学校も企業の求人を生徒に斡旋して集団就職として送り出しました。 【ロケ地】 ロケ地は福島県と東京都内です。府k島から集団就職で上野駅に塔客して、就職先に向かいます。自動車修理工場で働く西山強（木下雅弘）は三輪車の運転免許を取得し、休日 医院で働く新井香代（田中三津子）を助手席に乗せて、銀座、東京タワー、国会議事堂、東雲などぉドライブします。井上は、さらに浜松の紡績工場に引率をします。集団就職で上京した生徒は都内や全国各地に散っていきます。江東区の自動車修理工場に就職した生徒は、上野から旧中川に架かる「逆井橋」を渡り、旧中川沿いを三輪オートで職場に向います。 |
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映画『モダン道中 その恋待ったなし』（1958年） 青森県弘前市【弘前城】、福島県【飯坂温泉】、宮城県【松島海岸】 |
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☆『モダン道中 その恋待ったなし』【1958年（昭和33年）野村芳太郎監督】 【概要】 佐田啓二さんと高橋貞二さんは東北と北海道を旅するラブコメディです。テレビの懸賞金に当選した佐田啓二さんは、周遊券で東北と北海道を車内で知り合った高橋貞二さんと旅行をし、岡田茉莉子さんと桑野みゆきさんとの恋を交えて描きます。 【ロケ地】 主なロケ地は東北と北海道です。東北では福島県「飯坂温泉」、宮城県「松島海岸」、青森県「弘前市」、青森県「八戸市」などです。北海道では「支笏湖」、「洞爺湖」、「白老町」、「札幌市」などです。 |
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映画『仮面の女』（1959年） 福島県福島市【福島駅】【飯坂温泉】 |
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☆『仮面の女』【1959年（昭和34年）阿部豊監督】 【概要】 既婚者の城東大学の助教授・朝吹順一（葉山良二）は、飯坂温泉に行く汽車の中で、隣席の若い女性・亜美子（筑波久子）と知り合います。二人は恋仲になりますが、亜美子には、恋人・菊川（岡田眞澄）と赤線で働いていた過去があり、二人の関係を危ういものにします。亜美子の朝吹順一への純愛を描きます。 【ロケ地】 葉山良二は、筑波久子と列車で同席し、飯坂温泉まで同伴します。 |
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映画『赤い夕陽の渡り鳥』（1961年） 福島県福島市【福島駅】【飯坂温泉「十綱橋」】【 磐梯吾妻スカイライン「旧不動沢橋」】 耶麻郡北塩原村【檜「裏磐梯高原ホテル」】 |
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☆『赤い夕陽の渡り鳥』【1961年（昭和36年）齋藤武市監督】 【概要】 福島県の会津磐梯山の温泉利権を牛耳ろうと企む組織に、元刑事の渡り鳥・滝伸次（小林旭）が挑む姿を描きます。 【ロケ地】 浅丘ルリ子が降り立ち、小林旭を追掛けて行くのは福島駅、小林旭が「裏磐梯高原ホテル」を後にして走る1959年（昭和34年）11月に開通した磐梯吾妻スカイライン「旧不動沢橋」、飯坂温泉の「十綱橋」などでロケガ行われています。 「福島駅」は、1962年（昭和37年）に現在のJR福島駅東口駅舎が完成する先代の駅舎です。磐梯吾妻スカイラインは、撮影直前の1959年（昭和34年）11月に開通しています。「旧不動沢橋」は、トラス構造でしたが、2000年（平成12年）に高級化のために現在の鋼上路式ローゼ桁橋に架け替えられています。「裏磐梯高原ホテル」は、撮影直前の1958年（昭和33年）4月に開業し、1983年（昭和58年）に建替えられています。また、飯坂温泉の「十綱橋」は、1915年（大正4年）9月に完成した鋼上路2ヒンジブレーストリブアーチ形の橋で、、温泉街を代表するランドマークになっています。 |
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映画『松川事件』（1961年） 福島県福島市【福島駅】【松川駅】、伊達市【伊達駅】【福島電鉄「保原駅」】 |
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☆『松川事件』【1961年（昭和36年）山本薩夫監督】 【概要】 1949年（昭和24年）8月17日の未明に発生した東北本線 松川〜金谷川での脱線した「松川事件」の捜査と公判過程の高裁判決までをドキュメンタリータッチで描いた映画です。 【ロケ地】 ロケ地は福島福島市と伊達市が中心です。福島警察の本間刑事（井上昭文）が福島駅舎前が張り込む「福島駅」、赤間勝美（小沢弘治）と事件を協議する「伊達駅」、事件現場「松川〜金谷川のカーブ地点」、赤間に接でる福島電鉄保原の駅降り立つ 博（名古屋章）と弁護士（宇津井健）、福島市内のる飯坂東線などです。 |
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映画『喜劇 駅前温泉』（1962年） 福島県郡山市【「岩代熱海駅（現：磐梯熱海駅」駅前】、福島市【浄土平湿原】【旧奥十綱橋】【十綱橋】 |
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☆『喜劇 駅前温泉』【1962年（昭和38年）久松静児監督】 【概要】 福島県の岩代熱海駅（現：磐梯熱海駅）を舞台に、豪華ホテルの出現で寂れてしまった旅館街を立て直そうと悪戦苦闘する様を描きます。 【ロケ地】 ロケ地は、「岩代熱海駅（現：磐梯熱海駅」駅前、福島市「浄土平湿原」、福島市飯坂町湯野「旧奥十綱橋」「奥十綱橋」などです。 |
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【福島県郡山市「磐梯熱海駅」周辺の今昔】 福島県郡山市温海町付近が舞台です。 現在の磐梯熱海駅は、1898年（明治31年）7月26日に岩越鉄道の熱海駅（あたみえき）として開業しました。に熱海線（現・東海道線）に熱海駅が開業したため、1925年（大正14年）3月20日に代熱海駅（いわしろあたみえき）に、1965年（昭和40年）6月1日には梯熱海駅に改称しています。1979年（昭和54年）に改築されています。 |
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映画『風と樹と空と』（1964年） 福島県郡山市熱海町【磐越西線「安子ヶ島駅」】 |
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☆『風と樹と空と』【1964年（昭和39年）松尾昭典監督】 【概要】 東北から上京したお手伝いさん多喜子（吉永小百合）が、同郷の仲間は自分の世界での自活で精一杯で、次第に疎遠となり疎外感を感じていく姿を描きます。。それでも「風のように強く、樹のようにすくすくと、空のように明るく」前向きな多喜子でした。 【ロケ地】 冒頭の「津軽太田駅」周辺のロケ地は、福島県郡山市熱海町のバ磐越西線「安子ヶ島駅」周辺です。背後に大名倉山が見えます。 |
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【福島県郡山市熱海町「安子ケ島駅」周辺の今昔】 冒頭の「津軽太田駅」周辺のロケ地は、福島県郡山市熱海町のバ磐越西線「安子ヶ島駅」周辺でロケが行われています。 「安子ケ島駅」は、1898年（明治31年）7月26日に越鉄道の駅として開業しました。撮影当時に有人駅でしたが、1972年（昭和47年）に無人化され、同年に跨線橋が設置されました。1981年（昭和56年）には現在（2023年）の駅舎に改築されています。駅前はほとんど変化がなく、背後に大名倉山が見えます。 |
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映画『花の恋人たち』（1968年） 福島県本宮市東北本線「五百川駅」】【昭代橋】【安達橋】【上ノ橋】【安達太良川と阿武隈川合流付近】 |
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☆『花の恋人たち』【1968年（昭和43年）斎藤武市監督】 【概要】 医者を目指す女性インターン７人の青春を描きます。吉屋信子原作「女の教室」の映画化です。 【ロケ地】 大学病院は中央区「聖路加国際病院」、伊藤るり子の結婚式は港区赤坂「明治記念館」、吉永小百合の降立つ故郷の駅は東北本線「五百川駅」、福島県本宮市などでロケが行われています。 |
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【福島県本宮市「阿武隈川と安達太良川」合流周辺の今昔】 吉永小百合の故郷は福島県本宮市で、阿武隈川と安達太良川の合流周辺です。 奈良岡朋子が娘吉永小百合から手紙を読みながら渡る阿武隈川に架橋の「昭代橋」、1931年（昭和6年）に竣工の鉄筋コンクリート製桁橋、50mほど下流の位置に1983年（昭和58年）に架け替えられています。また、「安達橋」は1936年（昭和11年）に竣工したて鉄筋コンクリート造の7径間RC桁橋で、2004年（平成16年）に4径間PC連続プレビーム桁橋に架け替られました。 |
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【福島県本宮市「五百川駅」の今昔】 吉永小百合の降立つ故郷の駅は東北本線「五百川駅」です。 「五百川駅」は、1948年（昭和23年）に信号場から停車場に格上げし、開業しました。撮影後の1969年（昭和44年）に跨線橋が完成しています。周囲は工業団地が造成され、駅からの景観も様変わりしています。 |
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